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フジロック’03 前編


こんにちわ。フジロックに行ってきました。おあしす以外は、まるで動かないのですが、

ちかごろ、身体がなまっていたのと、今年はおあしす。が来ないので、攻めることになりました。







 関東方面ならまだしも、関西や九州から攻めるのは気合がいりますね。お金もいります。
ホテルの宿泊代や、
タイカレー代など、たくさん経費と時間がかかります。
体力も使うし、仕事はサボらなきゃならんわけです。ぼくみたいに、プールの監視員(夏季限定)の暇な人は
その点は大丈夫なんですが、やっぱりお金が足りません。




いろんな側面から、行きたいけど行くことができないって人が多いと思います。
ぼくは、とにかく時間はあるので、必殺の青春18切符を使って、大阪から新潟まで行くことになりました。
これは、JR全国の普通電車、及び快速電車限定のいちにち乗り放題が、5日間できるというものです。
11500円ですから、いちにちあたり2300円で苗場まで攻めることができる優れものです。





たったの14時間ほどで越後湯沢に行くことができます。おあしす。のときなんか、
越後湯沢行きの普通列車は、一車両しかないのに、200人くらい乗ってきて大変でした。

特急だと3万近くかかってしまいますから、これで行くしかありません。



ロッジは、羽月氏が予約してくれていたので、泊まるところも確保されています。
皆さんの都合などの折り合いをつけて、
土曜日のビョーク・プライマルスクリーム・コールドプレイを見ることにしました。
チケットはまだ買っていません。
フジロックの一週間くらい前にチケットぴあに行ったら、先行販売終了とのことです。
ただし、当日券は出るそうなので、現地で買うことに。



母に、新潟に行ってくるからと告げました。












「また、アレ(おあしす)か?」言われました。






「いや、アレ(おあしす)違うから」ぼくは、首を振りました。





アレ(おあしす)やろ?」呆れ顔で繰り返しました。






「だから、
アレ(おあしす)は今年お休みなんすよ。残念ながら





「そうか」と納得しました。

しかし











魚沼産こしひかり5キロ買ってきてな」と注文されました。







ぼくは、「そんなもん、大阪にも売ってるやん」と言いました。














「偽物や」とおっしゃられました。





しぶしぶ了解して、リュックにイギリス国旗などの荷物を詰めて、眠りました。



朝の5時半に家を出て、夕方の4時くらいに羽月氏と合流しました。

普通電車で行きましたが、
静岡突破するのに3時間はかかりました。

羽月氏とは上野駅から、越後湯沢までの約4時間同行しました。最後の列車なんか、終電が8時台です。



はっきり言って、くたくたです。



なぜか、席に座れないパターンが多かったので、ほとんど立ちっぱなしです。



しかし、羽月氏上野駅からたったの4時間なのに、弱りまくっていました。帰りたいっすとか言いました。

テンション低いです。












なんで、こんなに逐一、駅に停車するんすか? って顔していました。

雨もたくさん降ってきました。



ぼくは、キオスクでビニール傘を買ったのですが、次に乗った電車に忘れてきました。



羽月氏は、かっぱを持っていました。




ぼくは、もういっかい傘を買う気はおきませんでした。



ぼくは、うどんを食べて、さらに弁当を食べました。






羽月氏は、
食欲なさそうでした。



何度か乗り換えて、やっと越後湯沢に辿り着きました。すがすがしい気分です。

空気も美味しいし、リュックを背負った人たちがたくさんいました。2年ぶりです。



夜の9時を少し回ったところでした。

宿舎まで、シャトルバスに乗らなくてはいけないので、バスの乗り口を探してたときのことです。




女性が、メッセージボードを持っています。なにやら、文字が書かれています。











26日のチケット売ってください!!













え? ええ??








売ってないんすか?







ぼくは慌てて、詰め寄りました。「すいません、当日券売っているんじゃないんですか?」







ソールドアウトなんですよ」と
神妙な顔で答えます。






なんで、野外フェスで売り切れなんすか? ありえねえ。














14時間かけてここまで来て、ありえねえ。





「でも、5日前のスマッシュ公式ページには当日券ありって書いてましたよ」














2日前に、突然売り切れたんです」







ハプニングです。ハプニング。







りあさん、14時間かけて苗場まで来て、ソールドアウトです。




そんな、あほな……。





おろおろしながら、スマッシュ野郎に尋ねました。


「当日券ありませんか?」







「ありますよ」





ほら、あるじゃねえか。野外フェスで売り切れるわけないじゃん!










今日のですよね?













明日のに決まってるやろ、ボケ老人が!! 






だいたい、
今日なんかあと1時間半くらいで終了じゃないっすか。






ちょっと考えたら、分かるじゃないっすか。







「いや、明日のは?」



「売り切れました」





この瞬間、頭のなかが真っ白になりました。本当に、ほんとうに、売り切れてやがります。



仕方がないので、チケットがないと乗れないバスを


「当日券買います」と偽って、ロッジに行きました。
(苗場と湯沢のあいだに、ロッジがあったのです。)


羽月氏は、かわいそうに、という目でぼくを見ました。


ぼくは、友達に電話しました。

「18切符で、苗場まで行ったらチケット売ってないんすよ」





















そんな修行は、真似できないっすと褒められました。






なにをしに行ったんすか? 
と訊かれましたが、














うまく答えることができませんでした。




ロッジに着いたら、同部屋に泊まることになっている女の子ふたり組みがいました。

泥だらけです。雨のなか、苗場のコンディションは最悪で、寒くてアンダーワールド(初日のトリ)を見ないで
帰ってきたそうです。




「ちょっと、訊いてくださいよ。大阪からわざわざ普通電車乗ってきて、チケット売り切れなんですよ



「それは、ツイてないですねえ」と女の子ふたりは、低い声で言いました。




「どこから来たのですか?」



「八王子です」と彼女たちは答えました。




「車で、来たんですけどね。高速160キロで飛ばして、下道におりたんですよ
















カーブが急でまがり切れずに突っ込みました










廃車になったんですよ。帰りはヒッチハイクです」と言って、













デジカメで、事故現場を見せてきます……。







パトカーと事故車が映っていました。





しかし、それでもフジロッカーたるものフジロックに










なにごともなかったかのように、参加しなければならないらしいです。







チケットが売り切れごときで、



ツイてないというのは間違っていたみたいです。









これっすよ。これが、フジロックすっよ。












まるで、
修行の塊っすよ。





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