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フジロック’03 後編




なんか、このロッジの主人ですが、中島らもに似ています。人は、良さそうだが、やる気はなさそうです。

シーズンオフだからでしょうね。ふたつ大部屋取ったのですが、部屋の隅には埃がたまっています。


布団はなんかカビくさいし、窓にはクモの巣がわんさか張られております。
風呂には、ハチがぷかぷか浮かんでおり、


シャンプーは空っぽです


ぼくは、埃アレルギーなので、くしゃみと鼻水が止まりませんでした。

どうにかしてもらいたいものです。部屋にいるだけで、体力が奪われていきます。

ほんとうに、ぼくの場合はひどいのです。

リゾートバイトの寮に入ったときも、アレルギーで体調を崩していました。
ひとりで、エアコンのフィルターを掃除したり、カーテンをはたいたり、畳を丁寧にからぶきしたりしていました。
今回もくしゃみと鼻水で、かなり厳しかったっす。フジロック前に、打ち取られそうになっておりました。

オーナーは、掃除が嫌いなのか、面倒くさいのか、



















フジロッカーはどうせ汚いからなのかはよく分かりません。


しかし、納得がいかないことがありました。















愛犬だけはやたらきれいでした……。



その部屋に、ぞくぞくと人が帰ってきたのが、12時過ぎくらいでした。

みんな、田圃でのたうち回った後のように泥だらけです。


やたら、弱りまくっております。夜中3時くらいに帰ってきた人もいました。


「私、明日のチケットを売って、明後日に行きますよ」と羽月氏。



「え? せっかくあるんだからビョーク見て来たらどうですか?」



「高値で、売れるかもしれませんしジーバス見ます」



と言って、わざわざ自分のチケットを売って、一緒に行動をしてくださることに。


とりあえず、会場でチケット売却額だけでも訊いてみることになりました。


結局眠ったのは、朝の4時くらいでした。









翌朝は、酒豪王ともみ氏と合流して、とりあえず会場に行きました。

メッセージボードはもちろんのこと、傘にまでマジックで書きこんで、チケットを求めている
大勢の人たちが点在していました。

だいたい相場は3万円くらいでした。倍ですねえ。


30分くらいうろうろしていると、


スマッシュセキュリティーに詰め寄っている不審なふたり組みがいました。




ぼくたちだけ、入れてくれませんか?」と15分くらい粘っております。









「隅のほうで、見ますから」と意味不明なこと言っています……。



彼らに、チケットを売ることにしました。いい値段で売りました。

羽月氏だって宿泊費やら交通費やらかかっておりますから仕方ありません。




でもちょっと考えてみたら、ひどいことしたかもしれません。




ふたり組みに1枚だけ売ったのですから。




 そして、明日のチケットを買おうとしました。スマッシュ野郎に訊きました。


「明日の当日券って買いたいんですが……」


「明日の朝8時から発売します」



「今日買いたいんです」とぼくは言いました。




「今日は売ってませんよ。当日券ですから。朝8時に来てください」



だって、そんな時間に行っても、暇じゃないっすか。


「まさか、売り切れとかあるんですか?」



スマッシュ野郎は少し考えて答えました。








「3000人くらい並べば、売り切れますよ」とシメられました。こいつ、なめてます。

そんなに来るわけありません。



しかし、ここで売り切れやがったら、ぼくは痛恨のチケットありませんですた・・・になりますので

早朝仕入れ決定。



どうしても、朝8時から修行させたいみたいです。






さて、ここからが問題です。暇になってしまいました。ともみ氏は会場に入っています。




ゲートの付近で、うろうろしていましたが、さほど意味がないので、



ロッジに戻って、犬の頭をなでました。吠えられましたが。


バスに乗って、越後湯沢駅に行きました。



まず、米屋でこしひかり5キロ買いました。

おなかが減ったので、まずそうなラーメン屋に入ったら、味は普通でした。


お土産物屋に入って、かきピーを食べていたら、舌が痺れてきました。


利き酒とかしました。そして、またかきピーを食べました。舌がさらに痺れました。



総帥に電話したら、洗車していました






わざわざ、苗場まで行ってなにやってるんすかって怒られました。




そうだ。酒豪王にガソリンを買っていかなくては。

ワインと日本酒を仕入れました。


5時ごろにはロッジに戻って、温泉に行きました。気持ちよかったです。


少し、眠りました。お土産はたくさん買いました。このまま帰ろうかと思いました。



みなさん1時くらいに帰ってきました。相変わらず泥だらけです。

なんか聞いた話だと、プライマルスクリームはモッシュピットでビョーク待ちのファンに埋め尽くされていたために、
とっても静かだったらしいです。
「日本人は静かだ。おとなしい」とボビーは不満そうだったみたいです。

ビョークのときには、花火なんかがあがってたみたいです。いやあ、見たかったですね。寝てましたが。




ともみ氏とビールで乾杯するものの、なんか悪天候で疲れていてあまり飲めなかったです。


明日で、彼女は帰ってしまいます。「苗場は田植えですよ……」と羽月氏にゴム靴を託しました。



しかし、羽月氏せっかく下賜されたのに、ロッジに忘れてきました。





<フジロック3日目>







やっと会場に入るときが来ました。朝の8時には行きませんでした。


ぼくたちが会場に着くと、「チケット、安いよ、安いよ」


ってダフ屋に言われたので、速攻で買いました。12000円でした。


おにいちゃん、ちょっと来てくれるか? 言われました。


手を出して、言われました。ぼくはわけもわからず左腕を伸ばしました。



リストバンドをぐるりと巻きつけました。















ホッチキスでとめられました。



とりあえず、手首を不自然に曲げて会場に入りました。


懐かしいっす。確かにここでおあしす。を見ました。


まだお昼です。羽月氏のフジロッカーズ仲間さんのテントに荷物を置きました。

ジーバスまで8時間半くらいあるので、暇だからフィールドオブヘブンまでタイカレー食べに行きました。



往復1時間くらいかかりましたが。


途中で、変な外人がきゃあきゃあ囲まれています。サインペン持って、にこにこしていたので、

ぼくはとりあえずサイン貰いました。携帯の裏にです。写メールも撮りました。






「ところで、あんた誰っすか?」って尋ねようかと思いましたが、

英語に変換できずに未遂に終わりました。


観衆のひとりに訊きました。


どうやら、ミュージックのギターさんだったみたいです。


いや、さっぱり知らんですがうれしいっすよ。


サインいまだに読み方分からんとですよ。


しかも、消えかかっとるんすよ。タイカレーうまいっすよ。



でも、今度アルバム買ってみようと思いました。




テントに座っていた羽月氏に会いに行ったら、AKげむ。さんが居られました。



ゲムって書いたうちわ持ってました……。ぼくたちもオアシスTシャツ着てます。





「さて、ノエル会2号さんに会いに行きましょうか」


なぜか、おあしす会合が始まってしまいました。別のテントに乗り込みました。


ノエル会2号さんが居られました。工事現場安全第一ひつじのえるさんも居られました。

おあしす。エジンバラ公演どこっすか?)に行かれた女性も来日しておられました。
(以下、エジンバラさん)





なぜか、ゲム話で盛り上がりました。


エジンバラさんは目をぎらぎらさせて言いました。




きゅいいぃ〜〜ん。きゅいぃ〜〜ん。きゅいぃ〜〜ん。











ってアレなんすか? やばいっすよ。まじ、やばいっすよ」






拍手が、巻き起こりました。げむはひつじです。





AKげむ。さんは、少し顔を赤らめて言いました。













「あの鳩胸が……」





歓声が、巻き起こりました。のえるさんは木こりです。


「さて、みなさん誰のファンですか?」とぼくは訊きました。



エジンバラさんは、げむ。でした。AKげむ。さんもげむ。でした。


工事現場安全第一ひつじのえるさんは、のえるさんでした。

ぼくはりあむのようなのえるでした。羽月氏はリアムでした。



ところが、2号さんは神妙な顔で「ギャラガーズ」とおっしゃられました。



なるほど、とぼくは思いました。北海道はレベルが高いっす。



モーターエースを見に行きました。






オアシスTシャツなんて、着てるやつなんかぼくたちふたりだけですよって言ってたら、





NoeliamってプリントTシャツ着てるヤツが前方にきちんといました…。


終わってから、またタイカレーを食べようとしたらパエリアを買ってしまいました。


だって、スペイン人がやたら暇そうだったから、買ってしまいました。


羽月氏、なんか調子が悪そうです。タイカレーなんかどうでも良さそうな顔しています。





「どうしたんですか?」とぼくは訊きました。






苗場にいるだけで、体力が損なわれていきます。空気が薄いっす」と弱ってました。



ぼくは、彼女の顔を見ました。彼女は、ぼくの顔を見ました。しかしユンケルはありませんでした。



グリーンステージに行ったら、なんかライブやっているにもかかわらず、がらがらでした
余裕で、モッシュピット2列目とか行って、思い出しのえるとか思い出しりあむとかやってました。


3日目はやっぱりメンツがよくないからでしょうね。グリーンがこんな感じだと寂しいです。
オアシスのときなんか、モッシュピット2列目なんか5時間くらいかけないと来れないっすよ。







ジーバスの前のエゴラッピンさんを見ました。だいたい6時くらいです。

はっきり言って、ジーバス以外は興味ないので

あくまで場所取りで行ったら、かなり足を踏まれました。頑張って、前のほうに行きました。

ジーバスをできるだけ前で見るためには、この時点で進んでおかねばと思ったのです。


しかし、エゴラッピンさんのライブが終わるとほとんどの人が去って行きました。


最前列くらいしか埋まっていませんでした。









だから今年はレッドマーキーなのかなって思いました。




アクエリアスを買って、タバコを吸って待っていました。羽月氏はどこにも見当たりませんでした。


しばらく経ったら、たくさんの人で埋まってきました。
ぼくは、もうすぐ出てくるクリスピアンに期待しておりました。


が、気になることがひとつありました。




斜め前方の男性です。コイツはやばいです。




くちびるの下から、











釘が3センチくらい突き出ています……。




クリスピアンが出てきました。わっと皆さん詰めかけます。ジーバスナンバー炸裂!!

会場には絶叫と歓声がスコールのように降りそそいでいます。
ギターのリズミカルな音が、どこまでも唄いあげます。



しかし、ぼくは釘男さんの前方に行かないように細やかな注意を払わなければなりませんでした。



アンコールでは、クリスピアンは時間がないのか、30秒くらいで出てきました。


クーラシェイカーの曲は、威力が抜群でジーバスよりはるかに盛り上がっております。


ジョンスクワイアが、ローゼズナンバーやるようなもんです。



汗びっしょりになっていました。AKげむ。さんにも驚かれましたが、


クリスピアンのライブはもちろんのこと、釘に神経使っていたので汗だくだったのです。



マッシブアタックを少しだけ見て、ひとりでモグワイ見ました。


朝までレッドマーキーで修行しようと思いましたが、羽月氏やたら弱っていました













ユニオンジャックに身を包んで、体育座りをしておられました。





重症です。




「越後湯沢駅まで下りて、泊まる場所を探しましょうか」とぼくは言いました。

「ええ。そうしましょう」羽月氏は、弱々しい口調でした。


「少しここで待っててください」ぼくは言いました。「タイカレー食べてきます




タイカレーとタイラーメンで悩みましたが、






しかし、実際にはインドカレーを食べてしまったのでした。ナンが美味しそうだったのです。




そして、ぼくらのフジロックは終わりました。

下山してから気がついたのですが、MDプレーヤーを忘れてきてしまいました。


さらに、翌日は特急切符を金沢まで買ったのですが、お釣りをもらい忘れました。



帰宅したら、母はこしひかりを炊いて待っておりました。








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